先生の説明を受け手本をもらう

ふでともかきかた教室の教材は、各学年の新出漢字を中心に正しく美しい文字を書くためのポイントを学べるように構成されています。入り口で挨拶をして入室したら、各自道具の準備をします。先生に礼儀正しく挨拶をしたらその日のお手本のポイントや個人の目標などの説明を受けます。実際に書きながら説明します。

毛筆

3年生以上は、墨を使ってお稽古します。

その日のテーマに沿ったポイントや自分自身の課題などを考えながら練習します。

まず、1枚書いたら自分で手本と見比べ、どこを直したらよりよくなるか考えます。その際、その日の先生の説明、これまで学んだポイントを考えながらもう1枚書きます。先生は、文字のポイントを教えることはもとより、生徒の考える力、より美しく書こうと努力する力を引き出していきます。

　ふでともかきかた教室では、書道を通して考える力、考えた事を生かす力を育んでいきます。また、書道を通して、集中力、丁寧さ、観察力、持続力、向上心を育んでいきます。

筆での学びを生かし硬筆

ふでともかきかた教室の硬筆プリントは、毛筆での学びを生かして反復練習することにより正しく美しい文字を書くためのポイントが定着するように工夫されています。

　新出漢字を中心に、ひらがな、カタカナを織り交ぜて練習できるように構成されています。これにより日本の言葉の特徴である「漢字かな交じり文」が美しく書けるようになります。

　漢字は、基本となる漢字の組み合わせで複雑な漢字ができています。基本となる漢字とその組み立て方を身につけることで、まだ学んでいない文字に出会って美しく書くことができる応用力を身につけることができます。

ふでともかきかた教室で6年生までの漢字を学ぶことで、基本と応用力が身につきます。身につけた美しい文字は一生の宝。失うことのない財産です。